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熊野古道 和泉府中駅~熊取駅 [熊野古道]

久しぶりに熊野古道を歩いた。

と言っても、今回は大阪府、和泉府中駅から南海井原里駅周辺までの区間である。

思えば初めて熊野古道を歩いたのは2004年3月のこと。
山中渓駅から地道に歩いて、一応、本宮大社まで歩ききった。
奥駆道はもちろん、小辺路、大辺路、伊勢路はまだ全然歩いてない。
後から平行して、大阪天満橋の紀伊路出発点からも歩き始めているのだが、
今回はその続きというわけだ。

2007.1月 大阪天満橋~三国ヶ丘駅周辺

2008.9月 三国ヶ丘駅周辺~和泉府中駅周辺

と言った感じで、だいたい快速2駅分くらいの距離を一回で歩いている。
以前歩いたときのことはまた機会があれば書こうと思います。

大阪の「紀伊路」は一言で言えば、「普通の道」だ。
アスファルトで舗装されてるし、普通に車の往来もある。
全然、古道っていう感じじゃない。
それでも、所々に往年の歴史の積み重なりを感じさせる、
様々な痕跡を見つけることはできるので、それが大阪の紀伊路の醍醐味かも知れない。

 

だが、今回歩いた区間ははっきり言って、そんな痕跡などほとんどと言っていいほど、無い。

道しるべの類は皆無。マップがないと絶対に迷う。(マップがあっても迷いましたが・・・)
紀伊路の特徴の一つに、九十九王子社がある。
それが和歌山県内であれば、お社が無くとも、跡地に石碑の一つでも建っている。

それがこの辺の熊野古道にはない(TДT)

その惨憺たる現状を列記します。

●井ノ口王子(和泉市)

  子宝地蔵という所に井ノ口王子跡と書かれた石碑が建っていた。
  今回では唯一痕跡が認められた王子社。
  ただし、よーく見ると、「是より南西五十米」とも書かれている・・・つまり、ここじゃないって事です・・・

●池田王子(岸和田市)

  JR久米田駅裏にあったと”推定”されているも、久米田駅前の文化財マップに池田王子の名前がない!
  駅裏に回ろうにも、道が複雑で、断念。

●麻生川王子(貝塚市)

  三和製作所という工場前にあるとされているが、そんな痕跡はない。工場の方に聞いても、
  「よく聞かれますけど、うちにはそういう跡はありません」とのこと。

●近木王子、鞍持王子(貝塚市?)

  もはや、元の場所は不明。南近義神社に合祀されているということで、当神社に行くが、
  別にお社が建っているわけでなく、たった一つの流造の本殿に他の実に36柱もの神様と
  一緒くたに祀られている始末。

●鶴原王子(泉佐野市)

  貝田町会館というところに推定されているが、何も痕跡らしきものはない。
  たまたま会館に座っていたおじいちゃんに聞いてみたが、存在すら知らない様子。

とまあ、こんな具合です・・・

大阪市、堺市あたりはまだマシだったんだね。
王子社跡に少なくとも石碑は建ってたから。

あと、平日にこの辺の熊野古道を、オッサン一人が歩くのは「危険」です。

小・中学生など、登下校時間とバッティングすると、
完全に変質者を見るような目で見られます!

無理もありません。この近くの熊取町では、
以前、小学生の女の子が行方不明になり、現在も見つかってませんから。

防犯対策の新しい手法として、
登下校時間にはどこからともなく大人達が通学路に出てくる。
別にパトロールをするわけでもないんだけど、
通学路に大人の目が増えることによって、
あってはならない事件を未然に防ごうというわけだ。
そして、親たちは子供の帰りを「家の外」で待っている。
これも大人の目を増やすという目的でそうしているんだと思う。

ということで、私はそういう大人の目を釘付けにしながら、
小学生からなるべく離れて、肩身の狭い思いをしながら歩かざるを得なかったわけです。

まあ、これについては、別の効果的な防犯対策がない現状をふまえて、
町中の熊野古道を歩く際は、休日に歩くなど、何らかの配慮が必要かと思います。


結局、文字ばっかりになってしまいました・・・
次回は写真を中心に記事を書こうと思います。

                                   つづく


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